横浜の司法書士吉田隼哉の業務日誌 ~相続・遺言・不動産の個人間売買~

横浜駅西口にある「司法書士よしだ法務事務所」の司法書士吉田隼哉が、相続・遺言・不動産の売却代理の分野に特化して詳しく解説していくブログです。

「不動産の売却代理」番外

横浜を中心に、神奈川県内の不動産売却に強い司法書士吉田隼哉です!

 

さて、今回は違った観点からです。

私が不動産の売却代理をやろうと思ったキッカケとして、ある売主さんとのお話があります。

 

それは、私が勤務司法書士時代に、買主さん側の不動産屋の紹介で不動産売買の案件を担当していたときの話です。

 

その不動産の所有者(売主)はとてもご高齢の方で、近所の大学病院に入院されており、不動産売却の手続きを全て知り合いの不動産屋さん(売主側)にお任せしているとのお話を営業の方から聞きました。

不動産の売買契約書には、売主ご本人の直筆で書かれておりましたが、実際のところは全て知り合いの不動産屋の方がやっているようで、不動産の売買契約書も入院先の病室で署名捺印をしたそうです。

当然、不動産の残金決済にも出席できないだろうという考えが頭に浮かびましたので、出張料をいただく形で大学病院に直接出向き、ご本人確認をすることになりました。

ご本人確認に伺った当日は、売主の方と親戚の方が付き添われており、私はその病室で、委任状などの署名捺印をいただき本人確認と手続きの説明を済ませ、帰ろうと身支度をしている中で突然ベッドで横になっている売主さんから

司法書士さんって登記だけじゃなくて、私みたいな年寄りの代わりに不動産屋まわったりしてくれないのかね?」

当時の私は不動産売却の代理人となることまで全く考えもしなかったので、司法書士は登記をする仕事だという説明をした。

「う〜ん、どこに頼んでいいのかわからなくて知り合いの不動産屋に全部任せちゃってるけど、本当は権利証を預けたりお金を任せたりするのは怖いんですよ。」

司法書士さんだったら、いずれにせよ権利証を渡すわけだしね、安心してお任せできるんだけどなぁ…」

 

この言葉を聞いたときに、

あぁ…確かに不動産を売却したいけど体が不自由だったり入院していたりで売却の手続きができなくて困ってる人が沢山いるんだなぁ…

と思いました。

当時は勤務司法書士でしたので、新しい業務で取り入れることができませんでしたが、いまは横浜で自分の事務所を持つことができ、自由に業務を行えるようになりましたから、積極的に不動産の売却代理業務を受任していけたらいいなって思っています。

単にご相談だけでも全く問題ありませんので、不動産の売却でお困りのことがあればぜひ一度ご相談ください。どこに相談していいのかわからないときはまずは私までご連絡ください。

ご自宅はもちろんのこと、入院先や老人ホームなどどこへでも駆け回ります!

私にお手伝いできることが必ずあるはずです。

知り合いの不動産屋にお願いするというのも一つ方法ではあると思いますが、それだとその不動産屋が売却するという一点しかありません。

 

他にもきっかけはありましたが、今回は業務をはじめたきっかけのうちのひとつをお話させていただきました。

 

不動産の売却代理について詳しく知りたい方は事務所HPをご覧ください↓

司法書士よしだ法務事務所

http://yoshida.houmu-souzoku.com/

 

【関連リンク】